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札幌のコミュニティプロデューサー「キューベット」では、実践型インターンシップを「P.I.P.(プロジェクト・インターンシップ・プログラムの略)」と呼んでいる。札幌大学3年生の原悠太さんは、インターンに参加したことの成果を実感している一人。さて、原さんはインターンに参加してどう変わったのだろうか。
話して/札幌大学3年 原悠太さん/有限会社デコイ・プロダクト&コンセプション
代表取締役 赤坂靖宏さん
聞き手・文/長谷川 奈月(キューベット・インターン生)
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勉強したことは「日々、営業」ということ
インターンで学んだ営業のプロセスは日常生活にも通じるものです。(札幌大学3年
原悠太さん)
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--どのようにしてP.I.P.(プロジェクト型インターンシップ)を知ったのですか? また、始めるにいたったきっかけを教えてください。
【原さん】大学の友だちに誘われて行った、「WILL」という、札幌にある学生の就活支援サークルのイベントで、横井さんのP.I.Pフェアの告知を聞いて知りました。とりあえず行ってみようと思って行ったのがきっかけです。インターンという言葉を聞いたのもそのころで、興味がわいていました。フェアに行ってみて、東京からゲストで来ていた山内さん(ETIC.)の話を聞いたり、他大学の学生の姿を見たりしているうちに、なんだかモチベーションも急に上がりました。
キューベットのスタッフと話をしてみたいと思って、フェア後の交流会にも行ったのですが、その交流会の席で、将来のインターン先となるデコイ・プロダクト&コンセプション(以下デコイ)社長の赤坂さんとお話をする機会がありました。赤坂さんの人柄に触れているうちに、「今まで出会ってきた大人と何かがちがう!」と感じ、それがずっと心に残っていて、結局この気持ちがデコイにエントリーする大きな要因となりました。
デコイは看板・ロゴのデザインや空間設計の提案・施工をする会社ですが、自分のエントリー時にデコイにもうひとり、デザインができる学生がエントリーしていたので、絶対自分は落ちると思っていました。採用が決まったときはまず驚きましたが、徐々にうれしさがこみ上げてきました。
--インターンで取り組んでいる内容について紹介してください。
【原さん】簡単に言うと営業職です。医療関係の現場を中心に新規開拓の営業をしています。何を売るかをいま明確にしていこうと思っているところで、これから売り上げを出していこうという段階です。
実際に、今から2週間以内にお客様を1件とることが目標です!!
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働くことの楽しさと同時に「怖さ」を知った
--原さんはいまインターンを始めて約3ヵ月がたちますが、3ヵ月前の自分と今の自分で違うこと、勉強になったことはありますか?
【原さん】はっきりと言えることは、まわりの環境が明らかに変わったということです。
具体的には、とにかくネットワークが広がったことです。今までは大学内でしか友達がいなかったのですが、大学外の友達も増えました。そうしていろんな人と付き合い、自分の世界が広がったことで、3ヵ月前の自分がとても小さな人間だったと感じています。当たり前の大学生活をしていたら、社会とこんなにかかわりを持つこともないと思います。
STYLE2004(ETIC.のイベント)に参加するために東京に行ったのですが、北海道の外に出てみて、STYLEで全国から集まる情熱あふれる人たちと知り合い、交流会でコミュニケーションの大切さを知りました。STYLEに参加した東京の学生や、全国の社会人と交流会で話し合ったのですが、初めて会う人たちなのに北海道から来たことをとても歓迎してくれました。ここで東京の学生が積極的にコミュニケーションをとろうとしている姿を見て、とても影響されました。そこで赤坂さんとコミュニケーションをもっと積極的に取ろうと思いました。
それから、インターンを通して「働くことの楽しさ」を知ったし、同時に「怖さ」も知りました。怖さというのは、実際に現場に出て、営業をしてみて実感したことです。新規開拓なので最初から仕事がとれることはまずない、断られるのが当たり前だと認識していましたが、それでも、断られることがやっぱりショックでした。しばらく、なかなか次の一歩が踏み出せなくなり、あいさつ回りでさえも怖くなってしまいました。今は、赤坂さんやキューベットのスタッフなど、相談できる人がいるので、その人たちの話を聞きつつ、自分で対処法などもわかるようになり、改善できてきています。
営業は怖いですが、そこから学んだこともあります。
それは「日々、営業」ということです。
インターンでなくとも、他人と知り合うためには「自分を売り込む」ことが必要だし、他人と付き合っていくためには「自分を理解してもらう」ことが大切です。現在インターンで学んでいる商品を社会に送り出すという営業のプロセスは、日常生活にも通じるものです。自分にとって営業のスキルを磨くことは人間としての自己成長にも繋がっています。
最近、自分と同世代の人たちは就職に関して企業を選択する際、「営業」はできない、と敬遠している話をよく耳にします。それが今日の人間関係の希薄化に繋がっているのかもしれません。しかし、そういった毎日の人付き合い、友達付き合いの中でもしっかり「営業」しているのです。そういう風に考えられるともっと営業職を志望する人は増えるのかもしれませんね。
--3ヵ月前の自分と比べてよりパワーアップしたこと、確信がもてたことは何ですか?
【原さん】人付き合いはもともと好きなほうでしたが、インターンを始めて、赤坂さんやキューベットのスタッフとつきあうようになりました。そうする中で、営業でいろんな企業にあいさつ回りなどをしていく中で、人づきあいの方法が幅広くなりました。自分自身の他人に対するキャパシティーが大きくなったような気もします。いろんなタイプの人を見て、いろんな人がいることを知ったことで、前より大らかになったかもしれません。
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企業で何をするかより、自分がインターンで何をしたいかを考えよう
--インターンに際して、CPであるキューベットはどんな役に立ちましたか?
【 原さん】「どうせだめだ(採用されない)と思うなら、後悔しないように自分が本当に行きたいところをエントリーしてみたら」と言ってくれたことが今でも心に残っています。その言葉で「そうだよな」と納得し、インターンへの一歩目を踏み出せました。現在でも、話をしていて叱咤激励をしてくれるので、それはすごくためになっています。
--これからどうしたいと考えていますか?
【 原さん】ゆくゆくは起業したいと思っています。でもインターンが終わったら、営業のスキルを磨くために就職も考えています。就職するならはっきりと社長の顔が見える会社がいいです。
-- 最後に、これからインターンを始める人に、メッセージがあったらお願いします。
【 原さん】P.I.P.は自分を成長させるきっかけであり、チャンスです。エントリーする気持ちになったら、企業で何をするかもそうですが、まず自分はインターンで何がしたいのか、何を見つけたいのかを一生懸命考えたり、悩んだりしてみてください。考えることは大切です。そこでできるだけ煮詰めてガイダンスを受け、指示された事前課題に取り組むなど、自分でチャンスをつかみとる精一杯の努力をして、まずは、物事の「スタートライン」をつかむ大変さや、つかみとった喜びを味わってほしいです。
--ありがとうございました。
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●参考情報
・有限会社キューベット
・有限会社デコイ・プロダクト&コンセプション
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