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「人が楽しく輝けるためのサポートがしたい」という今井結花さん。資格を持ち、それを生かして働きたい人に仕事をマッチングしたい。それを通して人の成長に関わりたいと考えている。「遊びも仕事もバランスよく頑張れる人になりたい」。大阪のアメリカ村・堀江を中心にフリーペーパー「スタスタ」を発行する有限会社Genius
& Maniacsにインターンに入った今井さんに、長期実践型インターンシップに参加した動機やインターンとして働いた実感を、あわせて、社長の大森さんにインターンを受け入れた感触を尋ねた。
神戸女子大学3回生今井結花さん/有限会社Genius&Maniacs
代表取締役 大森一弘さん
聞き手・文/奥田 牧子(特定非営利活動法人 Jaee)
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インターンとは、行った限りは一生懸命働くところ。そして、自分から学び取っていくところです。
(神戸女子大学3回生今井結花さん)
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自分を磨ける、打ち込めるものを探していた
何かに打ち込んで、一生懸命頑張っている人になりたい。待つのではなく、自分から進んでいく人になりたい。そんな想いから、インターン前は自分を磨くための「何か」を探して試行錯誤を繰り返していた今井さん。一年生の頃から様々なサ―クルに顔を出したり、ダンスを習ってみたり。1ヶ月間カナダに行ったこともあったそうだ。「でも、なんか違うなぁって感じていました」。
今井さんが自分を成長させる、打ち込めるものを探すようになったのは、ある飲み会での気づきがきっかけだった。「飲み会で一番楽しそうにしているのは、何かの活動をやっている人や、他のことも一生懸命がんばっている人でした。何かに打ち込んでいる、だからこの場もしっかりと楽しめるんじゃないか。単に遊んでいるだけでは深く楽しむことってできないのかも知れないと感じ始めました」。何かに打ち込んで伸びていく人、そんな人になりたい。そして試行錯誤の末に出会ったのが、長期実践型インターンシップだった。
「自分も決定に加わっている」やりがいを
感じる瞬間
スタスタにおける今井さんの業務内容は「スタスタの企画についての提案と専門学校への営業を担当しています」。
スタスタの内容をもっと洗練するための提案をし、一方で他のインターン生と一緒に広告をとるため専門学校を回る。最近は専門学校への企画の提案も練り始めたそうだ。その他、今井さんは新しいインターン生の募集も担っている。
インターンをはじめて5ヵ月。どの広告にどれくらいの紙面を割くかを、今井さんが広告主と交渉し、決定に関われるようになってきたという。何にどのくらいの紙面を割くかは、広告主にとって、さらにスタスタのコンセプト全体にとって、影響力の大きなものになる。今井さんは「以前は特に私が決定できること、というわけではありませんでした。でもこの役割を通して、仕事にもっと当事者意識を持つようになった気がする」と、仕事へのやりがいを話してくれた。
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できない理由ではなく、
できるようにするための策を考える
「実はインターンを一旦休止しようと思ったことがあるんです」。
今井さんは最近感じたインターンについての悩みを語ってくれた。
「スタスタって今後上手くいくんだろうか。現実的に、やっていけるんだろうか…。」そんな疑問を感じたのだという。ただ、この疑問をインターンを通して知り合った人に相談したら怒られたそうだ。「絶対に成功する事業プランがあるのなら、教えて欲しいと言われてしまいました」。
現実的に考えてできないことはたくさんあるけど、それを打破する力をつけなくてはいけないとも指摘されたという。「すごく悩んで、泣いてしまったんですけどね…」と、今はスッキリとした顔で教えてくれた。
「自分は、ダメなところや嫌いなことにぶつかると、ここにいても意味がない、と考えていたと思う。これって本当は、しんどかったり、面倒になったから逃げたかったんだ」。このままでは、何も得ることができない。できない理由ではなく、できるようにするための理由を探そう。こうして、再びインターンシップに向き合った。
夢に人生をかけて働いている人に
出会いました
「インターンに参加してよかった」という今井さん。そこでは、人との出会いが大きかったという。
「夢を持って、夢に人生をかけて働いている人に、インターンシップを通して出会いました。そんな人はキラキラしていてすごい。社長、他のインターン生、インターンシップフェアでは講師だった小室さん…。インターンを始めなかったら知り合うことがなかった人たちです。いろんな人に出会うことで、自分の至らなさに気づかされました。」
人との出会いから、今井さんはもっと積極的に動こうという刺激を得ているそうだ。
また、インターンで悩んだことを通して、こんな変化があったという。よく信じられないと言われるんだけど、と笑いながら、「注意を素直に聞けるようになりました」。誰からでも、喜んで指摘を聞きたいと思うようになったという。また、担当コーディネーターからも、「考えるきっかけ」をもらったと話す。職場での出来事をコーディネーターに伝えると、「じゃあ、今井さんは何ができると思う?どうしたら良くなると思う?」と見方を変えてくれたそうだ。
成長のレールは敷かれていない
インターンに興味を持つ人に伝えたいメッセージは、と尋ねると、インターンは、成長する良い場だと感じると前置きした上で、今井さんは「でも、」と続けた。
「インターンに参加したら、自動的に成長できると思っていました。すごい人がいて、その人の言う事を聞いて働いていたら勝手に成長のレールに乗れるんだ、って。でも、当たり前なんですけど、レールなんかないですね。自分から働きに行って、何かを得に行くところです。学びに行こうという姿勢がないと、成長なんてしない。好き嫌いなんかじゃなく、行った限りは一生懸命働くところ。そうして、学び取っていくところです」。
「会った人によって、人生は変わると思う。」と今井さん。インターンによって今まで出会う機会がなかった素敵な人と知り合う機会を得て、世界観が広がったと話す。「インターンはやったほうがいいと思う。インターンを通して成長する機会はたくさんある。いかに生かすかは本人次第になるけれど…。悩んだ時期もあったけれど、私は生かせるように、頑張る」。
インターンを通して、自分自身をかえりみながら前進する今井さん。自分がどう考えるか、どんな想いがあるのかをしっかりと見つめるからこそ、たくさんの気づきを得ているのではないかと感じた。
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●参考情報
NPO法人Jaee
有限会社Genius&Maniacs
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| 長期実践型インターンシップとは? |
| 若者が3ヶ月以上の長期間、企業の実践的な現場で働くこと。 |
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| ◆2006年度地域の人材育成レポート |
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| ◆2005年度地域の人材育成レポート |
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