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「一緒に働きたいと思える人のいる環境」で働く喜びを実感 > 地域での若者人材育成レポート
地域での長期実践型インターンシップに参加し成長した学生の
事例をご紹介します。

岐阜のコミュニティプロデューサー「G-net」では、“ホンキ系インターンシップ”と銘打って長期実践型インターンシップのコーディネイトを展開。ここでは、G-netを通じてインターンが実現したウェブサイトの企画制作を手がける有限会社ゴッタライドの例をお伝えしよう。実践型インターンシップを体験した三重大学の中山大輔さんとゴッタライド社長の吉田さんに、それぞれ、インターンによって何を得たのかを尋ねた。

05.03.24更新
三重大学人文学部社会科学科 中山大輔さん/ 有限会社ゴッタライド 代表取締役 吉田真さん
聞き手・文/秋元 祥治(特定非営利活動法人 G-net)


営業先での「わざわざ足を運んでもらってありがとう。これからもがんばってね!応援しているよ。」の言葉。すごく嬉しかったです。 (三重大学人文学部社会科学科 中山大輔さん)


--まずはじめに、中山さんご自身の性格や今までの歩みについてお話いただけますか。

【中山さん】1982年生まれで、現在は三重大学に在学中です。自分を成長させること、マイノリティーであることが好きです。子どもの頃は、いかにして自分が満足いく生活を送るか、ということをいつも考えていたような気がします。そして、現在のテーマは、いかにして毎日を楽しく過ごし、充実感と共に一日を終えるか、です。
 性格は天邪鬼ですが、追いつめられると結構がんばれる人間だと思います。人とすぐに仲良くなれることは強みですね。
 高校のときは、学生としての最低責任を果たす程度の勉強をしつつ、友達とゲームやサッカーをして遊んでいました。(苦笑)大学では、入学式前に参加したあるイベントで、その企画運営をしていた大学生協学生委員の人をかっこいい!と感動して、その企画の運営手伝いを1年間行いました。二年生の時は毎日まじめに授業を受けていましたが、変化のない日常や大学という小さな社会に不満をもっていたのだと思います。そして、たまたま見つけた「ワーキングホリデー」という制度で一年間休学し、勢いのみで渡豪しました。

--どのようにしてインターンシップを知ったのですか。また、始めたきっかけを教えてください。

【中山さん】もともと、インターンシップという制度自体は、東京のETIC.のチラシがきっかけでした。学校でたまたま見つけたチラシからWEBにアクセスして、面白そうな「東京ベンチャー留学」にこれまた勢いで参加しました。そこでいろんな学生や経営者に会い、刺激をもらって帰ってきました。一年間休学したこともあり、東京では少し遠いなぁと思っていたのですが、岐阜にあるG-netでも実践型インターンができるのなら、岐阜でやってみるか!とまたまた勢いで参加しました。初代インターン生というところにも魅力を感じました。(笑)地元に近いところで何か成果を残したいと当時思っていたのだと思います。

--なぜ「実践型インターンシップ」に興味を持ったのですか。

【中山さん】インターンシップは、一日や一週間というのが一般的な期間ですが、どう考えても「そんな短い期間じゃ何もできないだろう!」と思ったからです。また、「職業体験」、「お手伝い」、「インターン生というお客様」では、「あぁ、よかったね」で終わってしまうことが怖かったので、本腰を入れてインターンをしたいと思いました。

 

 

顧客の喜びが自分の喜びになる瞬間

--インターンで取り組んだ内容について紹介してください。

【中山さん】私は、ECコンサルタント業務の中で企画営業をやっていました。あるウェブサービスを売るためにはどうすればよいかを考えていましたが、ベンチャーということもあり前例がなく、ゼロからのスタートでした。具体的には、ウェブサービスの広告内容(紙媒体、ウェブ媒体)を考えたり、実際に広報宣伝して見込み客にアプローチしたりしました。見込み客は、主にウェブサイト製作会社だったので、同じようなウェブサイト製作会社でも経営者によって大きく雰囲気や業務内容が違うことに驚かされました。また、自分の考えと経営者の考えを毎日毎日比較して、たくさんのことに気づかされました。成果は、そのウェブサービスを何とか販売できたことです。ただ、実際に契約されたのはインターンシップ終了後だったので、自分は販売につながる優秀な種を植えたという感じです。

--インターンをする前の自分といまの自分とで違うこと、勉強になったことはありますか。


【中山さん】社会の厳しさと、その厳しさの中で手に入れることのできる充実感を知ることができました。学校の中にいては、決して感じることのできないものだったと思います。確かに、仕事は決して簡単ではありませんでしたが、嬉しいときもちゃんとあります。例えば、営業に行って相手に話を聞いて頂き、「わざわざ足を運んでもらってありがとう。これからもがんばってね!応援しているよ。」と言われた時には、単純に相手に喜んでもらえてすごくうれしかったです。

--インターン前の自分と比べてよりパワーアップしたこと、確信がもてたことは何ですか?

【中山さん】底力でしょうか。もともと追い詰められると結構やれるという意識はあったのですが、今回のインターンシップでより自分自身の底力がパワーアップしたと思います。

 

一緒に働きたいと思える人のいる環境の大切さを実感

--インターンに際して、CPであるG-netはどんな役に立ちましたか?

【中山さん】インターンが始まる前に、私の話をよく聞いてくれて、私にとってどの企業が一番合っているか、私が一番成長して得るものが大きいのはどの企業かを真剣に考え、各企業について詳しく説明してくれました。インターン期間中に少し落ち込んでいる時などは、当初の自分自身の決意や想いをよく思い出させてくれました。インターンと学校で忙しい私をうまく捕まえてくれ、いろいろ話をしたり、相談に乗ってくれたりしました。

-- これからどうしたいと考えていますか?

【中山さん】どんな仕事をしたいのか、将来の夢というものは、現在も模索中です。しかし、インターンシップという貴重な経験を通して、一緒に働きたいと思える人のいる環境というのがとても重要だと思いました。家族といる時間よりも働く時間の方が長いですしね。

--最後に、これからインターンを始める人に、アドバイスがあればお願いします。

【中山さん】学校で適当に勉強している、何か物足りない、刺激がほしい、新しい自分が欲しいと思っているそこのあなた!一度やってみてください。やってみなければ分からないこともあります。このインターンシップというのは、まさにそのやってみなければわからないことですから。

--どうもありがとうございました。

 
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