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育まれたリーダー意識
3ヶ月たった頃、プロモーションのリーダーに就任した。これまでのような自分ひとりの作業ではなく、今度は他人に動いてもらわなければならない立場だ。彼が最も重視したのは、「メンバー一人一人の思いを尊重すること」。メンバーとはこまめに話をし、多い時には電話で2時間も話をする中で、「この作業は、どんな意義があるのか」という仕事の意味を丁寧に伝えたり、彼らが働きやすい環境を整備するように努めた。また、それぞれが自発的に目標に向かい、問題が起きても迅速かつ柔軟に対応できるよう、仕事に関連する情報はすべてオープンにした。「どういう気持ちで、相手は働いているのだろう?」目に見えない他人の気持ちに想像力をはたらかせ、創業者と同じ目線で組織作りを推進する。今、武川君は次期社長にならないかという打診を受けている。
文/由利 吉隆
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